2010年3月7日日曜日

前半総括

おおよそ72時間が経過したのでここで前半総括を行いたいと思います。
①判断材料(事件に対する反応は?)
・政府や日教組、連合は表立った反応はそれほどしていない。
・市民からのバッシングもそれほど酷くはない。
・国会ではネタになっている。
・当事者団体からも意見表明がない。
・声明への賛同を呼びかけた団体からの返答もなし。
・個人単位では数名の方が賛同してくれた。
・東方高志さんから反論をいただいた。
・産経と読売が継続的に記事を作成しているだけで他はあまりない。

②問題としていたバッシングや逮捕を口実とした攻撃の実際は?また当事者団体の動向は?
報道については以下のとおりである。
【北教組問題】ヤンキー先生、「ひどい実態」暴露2010.3.3 20:14(産経)
文科相、北教組指導へ 国旗国歌排除マニュアル問題で2010.3.5 21:06(産経)
「竹島問題の根拠を」北教組に公開質問状 拓大・下條教授2010.3.7 01:08(産経)
↑に関連したブログ記事が多数存在するが割愛。

当事者団体の動向については見聞しない。HPも分からない。

③分析
・全般的にバッシングはそれほど酷くなく、政府、日教組、連合の反応も表面上は穏健である。とはいってもこれはあくまで表面上のこと。水面下では当事者団体とその直接の管理機関である教育委員会とのあいだでさまざまなやり取りがあると思われる。
・政権与党が民主党であること、また世論の多くが冷静な反応を示していることが背景にあると思われる。

④今後の方針
・当初バッシングの激化が予想されたが予想を外れあまり激化していない。
・当事者団体の動向が不明なのでそれを踏まえて判断したい。
・教員の政治活動の禁止が今後予想される国民投票法案の公務員の運動参加禁止を強化、決定するものであるとの認識からその動向を注意深く監視していく。
・情報収集と意見(批判含む)の募集を継続する。
以上


※おまけ
作家であられる大西巨人氏が氏のHP大西/巨人館で最近「天路の奈落」をPDF版で公開されています。毎週月曜日更新されるとのことです。
時期的にはまったくの偶然ですが、運動における道徳(不在?)の問題について参考になると思い紹介いたします。

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